最近、ゲーミングPCの価格が明らかに上がっています。
当ブログでは、煽りではなくあなたの状況に応じて、どう判断すればいいかを整理します。読み終わるころには、価格に振り回されずに「自分はどうするか」を落ち着いて決められるはずです。
なぜ今、ゲーミングPCはここまで高いのか
ゲーミングPCが欲しい方はお気づきかと思いますが、最近のゲーミングPC、とっても高いです。
ヒバメモリ64GBだけでPCが買えそうな価格高騰…
実際の価格(2026年7月時点)
| パーツ | 価格の目安 |
|---|---|
| RTX 5060 | 約58,000円前後(2025年11月比で約2割高) |
| RTX 5070 | 約108,000円前後(同じく約2割高) |
| RTX 5080 | 新品で19.5万〜23万円ほど |
| DDR5メモリ 32GBキット | 56,000〜62,000円 |
| DDR5メモリ 64GBキット | 95,000円前後 |
特に深刻なのがメモリで、少し前では考えられない値段になっています。
2026年10月の追記:その後も値上がりは止まっていません。8月時点でRTX 5060は最安6.5万円前後、RTX 5070は最安11.6万円前後でした。DDR5メモリ32GBキットの最安は、10月2日に74,800円まで上がっています。
調査会社のTrendForceは、10〜12月もメモリの取引価格が前の3か月より10〜15%上がると予測しています。
背景はAI向けの半導体需要
- AI用の特殊なメモリ(HBM)の生産が優先され、一般向けメモリの供給が圧迫されている
- 大手のMicronは2025年12月に一般向けメモリ市場から事実上撤退し、AI・企業向けへシフトした
- グラボに載っているVRAM(ビデオメモリ)の単価も上がり、グラボ全体の価格を押し上げている
この高止まりは少なくとも2027年半ばごろまで続くという見方があります。一方で、2026年後半は値上がりのペース自体はやや落ち着くという予測も出ています(いずれも2026年7月時点の各種調査より)。
大事なのは、これが「一時的な異常」なのか「構造的な変化」なのかを切り分けることです。今回はAI需要という根の深い要因なので、数年前と同じ価格に完全に戻る可能性は高くありません。だからこそ、焦るのではなく、状況を理解したうえで判断することが大切です。
今「買うべき人」と「待つべき人」
今買っていい人
- 今のPCでは遊びたいゲームが快適に動かない
- 仕事や配信など、はっきりした目的がある
待ってもいい人
- まだ現役で使えるPCを持っている
- 「なんとなく欲しい」が中心
迷ったときの考え方
目的がはっきりしている人は今買ってOK。そうでなければ、焦って買う必要はありません。
じゃあボクは安くなるまで待つまう。いつ下がるかは知らないけど
ヒバ価格より「使える時間」を優先する考え方もあります。
新しい世代のパーツが出ると旧世代は値下がりしやすくなるので、価格が落ち着くのを待つのも十分に合理的な判断です。
「今買う=情弱」「待つ=正解」という単純な話ではなく、どちらにも正解があり、どちらにもリスクがあります。
いくら見ておけばいいか迷ったら、こちらの記事もあわせてどうぞ。

「型落ち」や「中古」で安く抑えるのはアリ?
初心者なら、中古や型落ちは慎重に考えたほうがいいです。中古なら半額でしょ?ボクなら迷わず中古まう!
ヒバ安さは魅力ですが、保証が短く、壊れたときは自分で対応する必要があります。初めての1台なら、保証のある新品を選びましょう。
- 中古 → 保証が1か月程度と短いことが多く、保証が切れたあとに壊れると自分で対応することになる
- 型落ちの新品 → 最近は値崩れの幅が小さく、以前ほどお得とは限らない。3世代ほど前のGPUだと最新ゲームの推奨スペックを満たせないことも
トラブル対応に慣れていないうちは、保証がしっかりした新品のBTOエントリーモデルのほうが、困ったときに相談できます。
安さだけで選ぶと、かえって出費や後悔が増えることがあります。保証・性能・寿命まで含めて考えましょう。
どのくらいの構成なら後悔しにくいかは、ゲーミングPCの価格目安(20万円台の構成例)を参考にしてみてください。
高騰期でも「損しにくい」考え方
「できるだけ安く買う」より、「後で後悔しにくい構成」を意識するのが一番大事です。
- CPU・GPU → 後から交換しにくく、性能不足だと不満が残りやすい(お財布の負担も大きい…)。ここは削らない
- メモリ・SSD → 本来は後から増設しやすいパーツ。ただ今は値上がりが進み、後から買い足すと割高になりやすい。最初に少し余裕を持たせるのも手
価格が高い時代だからこそ「なぜこの構成なのか」を理解して選ぶことが大切で、この考え方があれば、価格がどう動いても納得のいく選択ができます。
どのパーツを優先すべきかは、初心者のゲーミングPCの選び方で整理しています。具体的な構成は価格帯別の構成例もどうぞ。

保証のしっかりしたBTOショップで、実際の構成と価格を見比べてみるのもおすすめです。
BTOショップのゲーミングPCを見る
買うと決めたら、BTOショップと家電量販店のどちらで買うかも比べておくと、買ってからの後悔が減ります。

よくある質問
このブログのスタンス
このブログは、無理にゲーミングPCを買わせることを目的にしていません。価格が高い時期に「今が買い時です!」と言い切るのは簡単ですが、それで後悔する人が出るなら、役に立つ情報とは言えないと考えています。
短期的なおすすめより、数年後に「このブログを参考にしてよかった」と思ってもらえることを大切にしています。派手な煽りや極端な断定はしません。
これから書いていくこと
- PC実機・周辺機器のレビュー
- BTOショップごとの特徴
- 数年後に後悔しないゲーミングPCの考え方
公開中のこちらの記事もあわせてどうぞ。

判断に迷ったときに立ち戻れる記事を増やしていきます。
まとめ
ゲーミングPCの価格が高騰している今、不安になるのは自然なことです。でも、焦って決める必要はまったくありません。
- 高騰の理由はAI需要による構造的なもの。すぐ元の価格には戻りにくい
- 目的がはっきりしているなら今買ってOK。なければ待つのも正解
- 中古や型落ちは、保証・性能・寿命まで含めて慎重に
- CPU・GPUは削らず、「なぜこの構成か」を理解して選ぶ
大切なのは、誰かの意見に流されることではなく、自分が納得できる選択をすることです。このブログが、そのための情報整理の場になれば幸いです。








