24インチと27インチはどちらにもはっきりした良さがあるので、初めてだとなかなか決めきれず、FPSを遊ぶ人ほどここで手が止まりがちです。
判断の軸はゲームのジャンル、デスクの奥行き、PCのスペックの3つで、サイズ以外も含めたモニター選びの全体像はこちらの記事でまとめています。

| 項目 | 24〜24.5インチ | 27インチ |
|---|---|---|
| 得意なジャンル | VALORANT・ApexなどのFPS | RPG・MOBA・一人用の大作 |
| 定番の解像度 | フルHD(1920×1080) | WQHD(2560×1440) |
| 画面までの距離の目安 | 約50〜60cm | 約60〜70cm |
| 作業との兼用 | ふつう | 広くて快適 |
ヒバどちらも正解になりえるから迷うんです。3つの軸で考えれば、自分の答えが見えてきます。
※価格や情報は2026年時点のものです。
FPSなら24インチ、没入感や作業なら27インチ
どちらを選んでも間違いではなく、FPSが中心なら24〜24.5インチ、画面の迫力や作業のしやすさを重視するなら27インチが定番です。

FPSで24インチ級が選ばれる理由
画面全体が視界に収まる
FPSでは大きい画面が有利とは限らず、24インチ級は画面の四隅まで一目で見渡せます。ミニマップや体力、敵の位置を見るたびに首や視線を大きく動かしていると、索敵がワンテンポ遅れます。
え、でかい画面のほうが敵もでかく見えて有利まう!
ヒバ敵は大きく見えますが、画面の端まで視線を動かす距離も長くなります。FPSでは、見渡しやすさのほうが大事です。
24インチと24.5インチは同じクラス
「24.5インチは中途半端?」と思うかもしれませんが、24インチと実質同じクラスです。競技向けモニターでは24.5インチが標準なので、FPS向けを探すと自然と24.5インチが多く見つかります。
大会でも24インチ級が使われている
VALORANTの公式大会VCTでは、BenQ ZOWIEのモニターが公式に使われていて、2026年のVCT Americasでは24.1インチのXL2566X+が採用されています(2026年4月発表)。
大会と近い24インチ級で練習しておけば、本番に近い感覚で慣れておけます。
- 2万円前後 → 24〜24.5インチ・フルHD・180Hz対応
- 1万円台〜 → IPSパネル(色がきれいで視野角が広い液晶)+180Hzのコスパ機も
FPS中心なら24〜24.5インチ・フルHD・180Hz級が定番。予算は1〜2万円台から狙えます。
180Hzはリフレッシュレート(1秒間に画面を書き換える回数)で、数字が大きいほど動きがなめらかに映ります。
コスパ重視で探すなら手ごろな価格で人気のPixioも候補で、サイズやリフレッシュレートは公式ストアで比べられます。
27インチが向いている人
RPGや一人用の大作なら、没入感が勝つ
FF14のようなRPGや一人用の大作は、画面の迫力がそのまま体験の質になります。索敵の速さより世界に浸れるかが大事なジャンルでは、27インチが向いています。
27インチはWQHDとセットで
27インチ×フルHDは、画面の粗さが目立ちやすいです。購入後の後悔としてよく聞くパターンなので、27インチならWQHD以上を選びましょう。
27インチWQHDのゲーミングモニターは3万円台に価格と性能のバランスが良いモデルが集まっていて、フルHDとの差額はモデルにもよりますが1万円強です。
デスクワーク兼用なら快適さが違う
私はブログの作業もMacBookでしていますが、画面の広さは作業効率に直結します。WQHDはフルHDより表示できる情報が多く、資料を並べる作業がかなり楽になります。
27インチ・WQHDのコスパ帯を探す場合も、Pixioのラインナップを見ておくと比べやすくなります。
買う前に、デスクの奥行きを測る

画面までの距離の目安
目から画面までの距離は、24〜24.5インチなら約50〜60cm、27インチなら約60〜70cmが目安です。この距離が取れるかどうかで、置けるサイズが決まります。
奥行き50cmのデスクに27インチはきつい?
画面が近すぎると感じやすいです。目から画面までの距離は、デスクの奥行きから「体とデスクのすき間」や「モニターの台座のスペース」を引いた長さなので、思ったより短くなります。
- モニターアームで画面を奥に寄せる
- デスクを壁から少し離して、画面をデスクより後ろに逃がす
こうした方法で距離は稼げるので、「奥行き50cm=27インチは無理」と決めつける必要はありません。
測り方
目の位置から、デスクの奥の端までの距離を測ります。
モニターアームなら引かなくてOKです。
60cm以上なら27インチも快適、50cm台なら24インチ級が無難です。
測るのはデスクの奥行きそのものではなく、目から画面までの実際の距離です。
測るのめんどくさいまう…目分量でいけるって
ヒバスペック表より先にメジャー。地味ですが、これが一番後悔を減らします。
27インチWQHDはPCへの負荷も上がる
WQHDはフルHDの約1.8倍の画素数があるので、同じフレームレート(fps)を出すにはGPUにより高い性能が必要です。
「27インチWQHD・165Hz」のモニターを買っても、PCが165fpsを出せなければ性能を活かしきれません。モニターだけ良くしてもPCが追いつかない、は初心者が陥りやすい落とし穴です。
WQHDで快適に遊べる構成の考え方は、ゲーミングPCの価格目安(20万円台の構成例)で紹介しています。
タイプ別の早見表
| タイプ | サイズ×解像度 | リフレッシュレート | 価格相場 |
|---|---|---|---|
| 競技FPS型 | 24〜24.5インチ×フルHD | 180Hz級 | 2万円前後(1万円台のコスパ機も) |
| 万能型 | 27インチ×WQHD | 165Hz級 | 3万円台が中心 |
| 映像美重視型 | 27インチ以上×4K | 144Hz〜 | 高価格帯・ハイエンドGPUが必要 |
上の価格帯では7〜10万円台のOLED(有機EL)も増えていて、最初の1台には必要ありませんが、将来の買い替え候補として覚えておくと良いです。
リフレッシュレートは144Hz以上が目安で、売れ筋は165Hz・180Hzです(2026年6月時点)。モニター側の数字が高いぶんには困りません。
条件が決まったら、Amazonや楽天市場で価格やレビューを比べてみてください。
ゲーミングモニターを探す
作業にも使うならこのモニター
ゲームだけでなく在宅の仕事や作業にも使うなら、文字や資料の見やすさも大事です。
作業もゲームもするなら27インチ・WQHD、作業が中心で安く済ませたいなら24インチ・フルHDが選びやすく、手ごろな価格のPixioからサイズ別に1台ずつ選びました。
27インチならPixio PX278 Wave
27インチ・WQHD(2560×1440)・180HzのIPSモニターで、この記事で書いた「27インチはWQHDとセット」を満たします。通常価格は39,980円です(Pixio公式ストア、2026年10月時点)。
Pixioの27インチWQHDモニター
24インチで安くならPixio PX246 Wave
23.8インチ・フルHD・120HzのIPSモニターで、スピーカー(2W×2)も付いています。通常価格は18,980円です(2026年10月時点)。
FPSを本気で遊ぶなら144Hz以上のモデルを選び、作業が中心でゲームはときどき、という人に向いています。
Pixioの24インチモニター(120Hz)
2枚並べて使う方法は、デュアルモニターの記事でまとめています。

よくある質問
まとめ
- FPS中心なら24〜24.5インチ、RPG・作業兼用なら27インチ
- 目から画面まで50〜60cm取れるか、まずメジャーで測る
- 27インチはWQHDとセットで。27インチ×フルHDは避ける
- 27インチWQHDならGPUの性能もセットで考える
- リフレッシュレートは144Hz以上。165Hz・180Hzなら当面困らない
FPS中心でどうしても迷うなら、大会と同じ24インチ級を選んでおけば、大きく外すことはありません。モニターが決まったら、それを活かすPC本体をこちらの記事で確認しておきましょう。



