VALORANTのFPSが伸びず、敵を見つける前に撃たれてしまう原因の多くは、設定を変えるだけで改善できます。
この記事では、FPSを上げる設定を効果が大きい順に並べ、各項目の意味と、設定で足りないときのスペックの目安まで解説するので、上から順に変えていけば初心者でも迷わず進められます。
まず変えるのはこの3つ
お金をかけずにFPSを伸ばすなら、次の3つを上から順に変えてください。
- 画質系の項目をすべて「低」または「最低」にする
- NVIDIA Reflexを「オン+ブースト」にする
- フレームレート上限を見直す(基本は無制限)
①の画質ダウンが一番効いて、しかも一番かんたんなので最初に変え、次に遅延を減らすReflex、最後に上限の調整という順番にしています。
全部を一度にいじると「どれが効いたのか」が分からなくなるので、上から1つずつ変えて動きを確かめながら進めてください。

ヒバ迷ったらこの3つだけで大丈夫です。お金は1円もかかりません。
画質を下げるのは敵を見やすくするため
画質を下げるのは手抜きではなく、VALORANTでは敵を早く見つけるための正解です。
- VALORANTはもともと重い表現が少ないので、影や光の効果をオフにしても風景がひどく汚くなることはなく、余計なエフェクトが減って画面がすっきりする
- 煙や光が邪魔をしなくなるぶん、敵のキャラクターが浮き上がって見えやすくなる
- プロや上位プレイヤーが画質を落としているのも同じ理由で、きれいな画面より敵が見える画面とFPSの安定を選んでいる
初心者も安心して全部「低」にして大丈夫です。
画質下げたら敵がぼやけて見づらくなるんじゃないの?損まう。
ヒバ逆です。VALORANTは余計な効果が減るぶん、敵が見やすくなります。
FPSを上げるおすすめ設定と各項目の意味
VALORANTのグラフィック設定でFPSを上げるなら、触る順番は効果と手軽さのバランスがいい「画質系 → マルチスレッドレンダリング → VSync」です。
画質系の項目(マテリアル・テクスチャ・ディテール)
マテリアル品質、テクスチャ品質、ディテール品質などは背景や質感のきれいさを決める項目なので、すべて「低」で問題ありません。
下げても敵の見やすさは落ちず、むしろ負荷が軽くなってFPSが安定するので、初心者はまずここを全部「低」にしてみてください。
マルチスレッドレンダリング
マルチスレッドレンダリングは「オン」にしてください。CPUの複数のコアを使って描画する機能で、FPSを上げる効果が大きい項目です。
コア数の多いCPUほど効果が出やすく、今どきのゲーミングPCならほぼ当てはまるうえ、オンにするだけなので手間もかかりません。
VSync(垂直同期)
VSync(垂直同期)は「オフ」が基本で、画面が横にずれて見える現象(ティアリング)を抑えられる代わりに入力の遅延が増えます。
VALORANTのような撃ち合いでは遅延のほうが不利になるので、見た目のなめらかさより反応の速さを優先してオフにしてください。
- VSyncはオフが基本(遅延を避ける)
- マルチスレッドレンダリングはオンが基本(FPSが伸びる)
NVIDIA Reflexのオンとオン+ブーストの違い
NVIDIA Reflexはクリックから画面が反応するまでの遅れ(入力遅延)を減らす機能で、初心者は「オン+ブースト」にしておけば大丈夫です。
効果は環境によって違いますが、GPUに負荷がかかっている場面ほど入力遅延が下がりやすいので、クリックへの反応を速くする機能だと考えてください。
NVIDIAのグラフィックボード向けの機能なので、AMDのGPUなどでは項目が出ないことがあります。見当たらないときは無理に探さず、画質を下げるなどほかの項目で遅延とFPSを改善すれば大丈夫です。

FPS上限の決め方とモニターの関係
- 基本:フレームレート上限(常時)は「無制限」。メニュー画面は60、バックグラウンドは30に分けておくと無駄な負荷も抑えられる
- G-SYNCなどのVRR(可変リフレッシュレート)対応モニター:リフレッシュレートより3〜4低い値に上限をかけるのが定番。例えば240Hzのモニターなら237fpsに制限すると、ティアリングを抑えつつ遅延を小さく保てる
- VRR非対応のモニター:無制限のままで大丈夫
注意したいのは、モニターのリフレッシュレートより高いFPSを出しても表示される映像はリフレッシュレートまでという点で、60Hzのモニターなら見えるのは60fpsまでです。それでも入力遅延の低減には意味があるので、FPSを上げること自体は無駄になりません。
とはいえ、せっかく上げたFPSを画面で活かすには受け皿になるモニターが必要で、60Hzのままではなめらかな動きは見えません。
144Hz以上のモニターに替えると上げたFPSがそのまま滑らかさとして返ってくるので、どのHzを選ぶか迷う人はこちらの記事を参考にしてください。

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FPS上げたら、モニターも勝手に速くなるんでしょ?
ヒバ別物です。モニターが60Hzなら見えるのは60fpsまで。活かすには144Hz以上が必要です。
設定で足りないときのスペックの目安
設定を変えてもFPSが伸びないときはPCのスペックが足りていないサインなので、ここからはお金の話として、今のPCで十分か買い替えが必要かの目安を示します。
- 60fps:Core i3-4150/Ryzen 3 1200とGeForce GT 730
- 144fps以上:GTX 1050 Ti級
VALORANT自体は軽いゲームなので、古いPCでも「起動して遊ぶ」だけなら十分ですが、問題は混戦の場面でも高いFPSを安定させたいときです。
144fpsを狙う目安
公式の目安はあくまで最低ラインなので、144fpsを余裕を持って安定させるなら、CPUはCore i5-12400またはRyzen 5 5600以上、GPUはRTX 4060またはRX 6600以上、メモリは16GBが目安です(2026年時点)。
初心者がまず目指すなら、このあたりで十分です。
240fpsを狙う目安
240fpsまで狙うなら、CPUはCore i7-13700またはRyzen 7 7700X以上、GPUはRTX 4060 Ti以上、メモリは16GB以上(配信もするなら32GB)が目安です(2026年時点)。
かなり本格的な構成になるので、初めての1台でここまで必要になる人は多くありません。
設定を変えても伸びないのに設定をいじり続けるより、スペックが上限に達しているなら買い替えを検討したほうが早く解決します。自分に必要な1台の決め方はこちらの記事でまとめています。

144fpsを安定して狙うなら、RTX 4060以上を積んだBTOのゲーミングPCが、価格と性能のバランスで選びやすい候補になります。
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予算の感覚をつかんでから選びたい人は、こちらの記事も見ておくと、買い替えの判断がしやすくなります。

VALORANTとApexの両方で快適に遊べるPCを探すなら、必要なスペックと実際に買える構成例をこちらの記事でまとめています。

よくある質問
まとめ
- FPSを上げる順番は①画質を下げる→②Reflexをオン+ブースト→③FPS上限を見直す
- 画質より視認性とFPSの安定を優先するのが、VALORANTの正解
- マルチスレッドレンダリングはオン、VSyncはオフが基本
- モニターが60Hzだと上げたFPSを表示しきれないので、受け皿として144Hz以上が有利
- 設定を変えても伸びないなら、スペックの目安と比べて買い替えを検討する
まずは今日、画質を全部「低」にしてReflexを「オン+ブースト」に変えてみてください。それでも物足りなければ、こちらの記事で次の1台の基準を確かめましょう。









