無骨だけど、シンプルで質実剛健。ゲームにがっつり集中したいときは、このキーボードを使っています。
付属の工具でスイッチまで外せて、いじりがいも十分です。そのぶん、有線のみ・かな表記なしといった気になる点も正直に書きます。
- 打ち心地と、実際の打鍵音(動画つき)
- モード切替・音量ダイヤル・スイッチ交換の使い勝手
- 実測した重さと、使ううちに気になった点
今回レビューするのは、Pulsarのテンキーレスキーボード「XBOARD MS」(日本語配列・CHERRY MX2A RED)です。
イベントの景品としていただいたもので、2026年10月11日ごろから約2週間使った実機を、写真と動画つきでまとめました。
レビューした環境(PC・ゲーム・使った期間)
- THIRDWAVEのデスクトップ(Ryzen 7 7700・RTX 5070)につないで使用
- 主に遊んだゲームはApex Legends
- 2026年10月11日ごろから約2週間
XBOARD MSが合う人・合わない人
ひとことで言うと、XBOARD MSは無骨だけどシンプルで質実剛健、扱いやすい赤軸のTKLです。
価格はPulsar公式ストアで17,490円(税込)です(2026年10月時点)。
2週間使った評価を、項目ごとに星5つでまとめました。
一番気に入っているのは右上の物理ダイヤルで、直感的にすぐ音量を変えられる点です。
- シンプルな見た目で机になじむTKLがほしい
- 赤軸リニアの素直な打ち心地が好み
- 自分でスイッチを交換していじりたい
- 8Kポーリングに価値を感じる
- 静音を最優先したい
- 無線(ドングル・Bluetooth)で使いたい
- かな表記のある配列に慣れている
- 金属ボディのような高級感を求める
自分に合いそうだと思った人は、現物の価格と在庫をのぞいてみてください。
外観と付属品
外箱はシンプルで、「92 KEYS JIS」と日本語配列の表記があります。8Kポーリングや35Kスキャンも、箱の上部に書かれています。

箱の中身は次のとおりです。工具が付くので、届いたその日からスイッチをいじれます。
- USB-Cケーブル
- 予備スイッチ3個
- スイッチ/キーキャップ抜き(工具)
- ステッカー・説明書
- 不織布の袋(公式の付属品では「キーボードポーチ」。持ち歩き用というより、梱包用に近いもの)

本体はテンキーレス(JIS 92キー)で、サイズは公式値で363×162×46mmです。コテコテの装飾がなく、どんなデスクにも合うシンプルなたたずまいでした。


斜めから見ても、ロゴは控えめです。

右上には「+」のオフィスモード(青LED)と「X」のゲームモード(赤LED)の切り替えボタン、そして物理の音量ダイヤルが並んでいます。

日本語配列ですが、キーにかな表記はありません。ローマ字入力なら問題なく、見た目はすっきりします。

ケーブルは背面のUSB-C端子に挿す着脱式。
ヒバ付属品でも写っていますが、断線しにくそうなナイロンの編み込みタイプです。

裏面のラベルには、日本語配列を示す「JIS」と「SKU:XBMS11」の表記があります。

中身の仕様も簡単にまとめておきます。
- スイッチはCHERRY MX2A RED(リニア)、ホットスワップ対応(3/5ピンMX互換)
- RGBバックライト、アルミ補強プレート
- 三層の防音構造とシリコンガスケットマウント
- キーキャップはPBT(ダブルショット)、LEDは1,680万色・44種類のエフェクト
2週間使ってわかったこと
打ち心地は優しめの赤軸、音にも慣れた
打ち心地はカタカタ系で、反発は優しめです。クセがなく人を選ばないスタンダードな打ち味で、ゲームにも文字入力にも使えます。
赤軸がどんな軸なのか迷っている人は、こちらの記事も参考にしてください。

カタカタという音は出るので、MacBookやG515のような静かなキーボードに慣れていると、最初は少しうるさく感じるかもしれません。
静音第一だった私も、使ううちに慣れて、今は特に気になりません。
手元で使えるモード切替と音量ダイヤル
ボタンとダイヤルの役割は、次のとおりです。
- 「+」ボタン:オフィスモード(青LED・1Kポーリング/10Kスキャン)
- 「X」ボタン:ゲームモード(赤LED・8Kポーリング/35Kスキャン)。Windowsキーがロックされ、ゲーム中にうっかり押すのを防げる
- ダイヤル:音量の調整。Fnキーと組み合わせると、LEDの明るさや色のプリセットも変えられる(公式)

ゲームでガチるなら8Kにしとけば快適まう!
ヒバ作業中は1Kで十分です。用途に合わせて切り替えると扱いやすいですよ。
付属の工具でスイッチを交換できる
付属の専用工具で、キーキャップとスイッチを外せました。中から出てきたのは赤いMX2A REDです。


静音タイプのスイッチなどに付け替えれば、自分だけのキーボードにできそうです。
付け替え自体はまだしていませんが、キースイッチを替えられるぶん、いじりがいがあります。
キーボードって自分でバラしていいまう!?
ヒバこのモデルはホットスワップ対応なので大丈夫です。工具で抜いて、別のスイッチを挿すだけで交換できます。
控えめでもちゃんと光るLED
装飾は控えめですが、キーの下にRGBのLEDが入っていて、光らせると印象が変わります。


本体とケーブルの重さを実測
キッチンスケールを0gに合わせてから量りました。本体はケーブルなしで、撮影時は928.0g、計り直すと927gでした。

付属のUSB-Cケーブルは39.0gです。

実測と公式値を並べておきます。
| 項目 | 実測 | 公式値 |
|---|---|---|
| 本体(ケーブルなし) | 927g(撮影時928.0g) | 860g(±1g) |
| 付属USB-Cケーブル | 39.0g | — |
公式値は860g(±1g)ですが、どの条件で量った値かは公式に記載がありません。
TKLとしては重めで、持ち運ぶより机に置いて使う向きです。
気になった点
2週間使って気になったのは、次の4つです。
- 外観がややプラスチッキー:ただ、この価格でケーブル着脱・LED・モード切替付きなら妥当
- 有線のみ:ドングルで無線接続できたらうれしかった
- 高さ調整の脚がない:本体に傾斜があるので、私はこれでよし
- キーにかな表記がない:慣れていないと最初だけ戸惑うかも

価格もちょっと高めですが、8Kポーリングに価値を見いだせるならありだと思います。
XBOARD MSを選ぶ理由と、ほかを考えたほうがいい場合
XBOARD MSを選ぶ理由
2週間使ってみて、XBOARD MSの持ち味は次の3つの組み合わせだと感じています。
- 素直な赤軸(CHERRY MX2A RED)
- 8Kポーリング
- 自分で好みに変えられるホットスワップ
私はゲームに集中するときはXBOARD MSと決めて使っています。
ほかを考えたほうがいい場合
次のことを一番に求めるなら、ほかのタイプも候補になります。
- 静音と無線が最優先なら、薄型のキーボード(私も文字入力が中心の作業には、薄型で無線のG515を使っています)
- 反応速度を細かく詰めたいなら、磁気スイッチ(ラピッドトリガー)のキーボード
磁気スイッチが自分に要るか迷うなら、こちらの記事も参考にしてください。

G515と2台を使い分けて分かった違いは、こちらの記事で比べています。

よくある質問
まとめ

無骨ですが、シンプルで質実剛健、扱いやすい1台でした。メインはもちろん、サブや予備で持っておいても頼もしい存在です。
- 打ち心地は優しめの赤軸で、人を選ばないスタンダード
- 打鍵音はカタカタ系だが使ううちに慣れた。スイッチを替えれば静かにする道もある
- 有線のみ・やや高めだが、8Kと着脱ケーブル・モード切替・LED込みなら価格は妥当
- 総合★3.9。シンプルな赤軸TKLを長く育てたい人に勧められる
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