ゲーミングPCが届いて箱を開けたとき、何から手をつければいいのか迷いがちですが、初期設定を間違えると本来の性能が出ないまま遊ぶことになります。
やることは難しくなく、接続 → 更新 → 設定の順に進めれば大きな失敗はまず避けられます。上から順にこなせるチェックリストにしたので、届いたPCの横に置いて使ってください。
- モニターはグラフィックボード側の端子に挿す
- ドライバはNVIDIA App(AMDはAdrenalin)から更新する
- 「ポインターの精度を高める」はオフにする
まだ購入前で選び方が不安な方は、こちらの記事を先にどうぞ。

全体の流れ(5ステップ)
モニターの挿し場所が最重要です。
アカウントの選び方で迷わないように。
2026年はNVIDIA Appが標準です。
リフレッシュレートとマウスの設定。
やらなくても遊べる発展編です。
ヒバ全部を一度に完璧にしなくて大丈夫です。STEP4まで終われば、その日から快適に遊べます。
STEP1 設置と周辺機器の接続
モニターはグラフィックボード側に挿す
一番やりがちな失敗が、モニターケーブルの挿し場所です。
デスクトップの背面には映像出力の端子が上下2か所にあることが多く、マザーボード側(上のほう)ではなく、グラフィックボード側(下のほうに横向きに並んだ端子)に挿すのが正解です。

マザーボード側に挿すと、グラフィックボードが使われず、本来のフレームレートが出ません。
穴が空いてるとこに挿せば映るんだから、どこでも一緒でしょ
ヒバ「なんだかカクつく」の原因が、ケーブルの挿し場所だったということはよくあります。
| 端子 | 特徴 | 高リフレッシュレート |
|---|---|---|
| DisplayPort | PC向けで帯域に余裕がある | 得意(おすすめ) |
| HDMI | テレビなどでも使える汎用端子 | モデルによる |
144Hz以上を安定して使うなら、DisplayPortが無難なので、付属ケーブルがどちらかも確認しておきましょう。
マウス・キーボード・LAN
マウスとキーボードはUSBに挿すだけで、インターネットは最初は有線LANにしておくと、このあとのアップデートが安定します。
周辺機器がまだそろっていない方は、こちらの記事で順番を確認してください。

STEP2 Windowsの初期設定
電源を入れると、Windows 11のセットアップが始まります。基本は画面の指示どおりに進めればよく、迷いやすいのがアカウントの選択です。
- Microsoftアカウント(基本はこちら) → 設定の同期やストアの利用がスムーズ
- ローカルアカウント → メールアドレスを紐づけたくない人向け。用途によってはこちらでも問題なし
アカウントが決まったら、地域・言語(日本)、キーボード(日本語)、時刻とタイムゾーンを確認します。電源プランはこのあと見直すので、ここでは触らなくてOKです。
STEP3 Windows Updateとドライバ更新
Windows Update
「設定 → Windows Update」から更新を確認し、基本は最新にしておけば問題ありません。
2025年10月のKB5066835や2026年1月のKB5074109のように、一部のゲームでfps低下などの不具合が報告され、NVIDIAが対処法を案内した更新もありました。
大型の更新は、数日様子を見てから入れるのも手です。
グラフィックドライバはNVIDIA App / AMD公式から
NVIDIAはドライバ610.47(2026年5月26日)から、従来のNVIDIAコントロールパネルを標準では入れないようにし、ゲーム向けの機能をNVIDIA Appにまとめました(古いコントロールパネルはMicrosoft Storeから入れることもできます)。
NVIDIA Appで最初に見直したい設定と、元に戻す方法はこちらの記事にまとめています。

- NVIDIA → NVIDIA App
- AMD → Adrenalin(AMD Software)
ドライバは出たらすぐ入れるのではなく、大きな不具合の報告がないか軽く確認してから入れると、更新でトラブルになるのを避けられます。
STEP4 ゲームを快適にする設定

リフレッシュレートを最大にする
144Hzや240Hzのモニターを買っても、Windows側で切り替えないと60Hzのままということが実際にあります。
- 「設定 → システム → ディスプレイ → ディスプレイの詳細設定」を開く
- リフレッシュレートを最大の数値に変更する(マウスカーソルの動きからなめらかになる)
今のモニターが60Hzなら買い替えを考えるいいタイミングかもしれないので、手ごろな価格で144Hz以上のモデルがそろうPixioが候補になります。
「ポインターの精度を高める」はオフ
FPSをやるなら必ず見直したいのがここです。
- 「設定 → Bluetoothとデバイス → マウス → マウスの追加設定 → ポインターオプション」を開く
- 「ポインターの精度を高める」のチェックを外す
これはマウス加速(アクセラレーション)の機能で、マウスを動かす速さによってカーソルの移動距離が変わります。同じ距離を動かしても毎回同じだけ狙いが動くとは限らないので、エイムが安定しません。
「ポインターの精度を高める」って名前なのにオフにするまう?意味わかんない
ヒバ名前は紛らわしいのですが、中身はマウス加速です。動かす速さで移動距離が変わるため、狙いが安定しません。
VALORANTやApexのようなFPSでは、加速をオフにして「同じように動かせば同じように狙える」状態にしておくのが基本です。
DPIやポーリングレートは最初は細かく触らなくて大丈夫で、付属のマウスから買い替えるなら、軽すぎず扱いやすい1台を選んでおけば十分です。
軽量ワイヤレスゲーミングマウスを探す
モニターの買い替えを考えているなら、選び方はこちらの記事で解説しています。

STEP5 メモリ設定(慣れてから)
ここからは発展編で、やらなくても遊べます。
- Intel環境 → XMPを有効化
- AMD環境 → EXPOを有効化
- 効果 → タイトルや環境によっては、fpsやカクつきが改善する
XMP/EXPOは、メモリを本来の速度で動かすための設定です。
特にAMD Ryzenはメモリ速度がCPU性能に直結しやすく、メモリの速度を本来の値にすると、フレームレートの落ち込み(カクつき)が減るタイトルもあります。
XMP/EXPOは、メモリメーカーがあらかじめ用意した設定を読み込む機能で、手探りで限界を攻めるオーバークロックとは違います。ただ、環境によっては起動が不安定になることもあるので、STEP4まで終えて慣れてからで十分です。
よくある質問
まとめ
- モニターはグラフィックボード側に挿す
- ドライバはNVIDIA App / Adrenalinで更新する
- リフレッシュレートを最大にする
- 「ポインターの精度を高める」をオフにする
慣れてきたら、BIOSでXMP/EXPOを有効にしてfpsを底上げしましょう。
これから本体を選ぶ、買い替えを考えているなら、デザインとコスパを打ち出しているBTOブランドOZ GAMINGのラインナップも参考になります。
次の1台の予算はゲーミングPCの価格目安(20万円台の構成例)でイメージできます。








